13インチMacBookでのRectangle:実際に収まるウィンドウレイアウト
13インチのMacBookディスプレイは2560×1600(MacBook Air/Pro 13インチ)か2560×1664(M2/M3 MacBook Air 13インチ)のどちらかで動作しており、デフォルトでは論理解像度がおよそ1280×800か1280×832にスケーリングされている。これは標準スケーリング時の27インチ外部モニターの実用幅のおよそ半分にあたる。デスクトップ環境でうまく機能するレイアウト、3列構成、常時表示のサイドバーアプリ、余裕を持って並べた2つのフルサイズアプリなどは、ここではほとんど何らかの妥協なしには収まらない。この記事では、この画面サイズで実際に機能するものを扱う。
なぜ3分の1が使い物にならなくなるのか
論理幅1280pxのディスプレイでは、3分の1はおよそ論理ピクセルで427pxになる。これは幅の狭いターミナルやチャットのサイドバーには使えるサイズだが、コードエディタ、ブラウザ、ワープロソフトといった現代的なアプリのほとんどは、その幅よりずっと手前で窮屈に感じ始める。特に、アプリ自体の中にあるサイドバーやパネルが同じスペースを取り合う場合はなおさらだ。大きな画面ではRectangleの最も強力な機能のひとつである3分の1は、13インチのノートパソコンでは真っ先に諦めることになる。
半分のサイズこそが、実際に使える左右並べ作業の現実的な上限だ。⌃⌥←と⌃⌥→で画面をそれぞれ幅約640pxの2つのペインに分割すれば、ブラウザとドキュメント、あるいはエディタとターミナルを、どちらも窮屈に感じることなく並べられる。他のどのRectangleの操作よりも、この組み合わせこそが13インチでのワークフローを組み立てる軸になる。
均等な半分より、不均等な半分のほうが優れているとき
一方のアプリがもう一方よりも明らかに広いスペースを必要とする場合、たとえば幅の狭いターミナルの隣にコードエディタを置く場合などは、均等な50/50の分割ではエディタが窮屈になってしまう。Rectangle appには専用の「60/40の半分」というアクションはないが、手動で同じ結果に到達することはできる。
- まず両方のウィンドウを半分にスナップさせる。エディタには⌃⌥←、ターミナルには⌃⌥→を使う。
- エディタで⌃⌥=(拡大)を2〜3回押し、ターミナル側を削る形でエディタを大きくする。
これは1つのショートカットで済むものではなく2段階の回避策になるが、境界線を手でドラッグすることなく非対称な分割を得るには、これしか方法がない。
最大化とほぼ最大化は、デスクトップよりもここでこそ重要になる
大きな外部ディスプレイでは、1つのアプリを最大化した状態で作業するのはもったいなく感じることがある。もっと詰め込めるスペースがあるからだ。しかし13インチの画面では、これがちょうどいいデフォルトの使い方になることが多い。完全に最大化するなら⌃⌥↩を使い、完全に端から端までのウィンドウにするのではなく、Dockやデスクトップの一部を端に残しておきたい場合は、環境設定内の「…」から開けるより完全なアクション一覧の中から、Rectangle macの「ほぼ最大化」というアクションを探すといい。これはすべてのピクセルを埋め尽くすのではなく、小さな余白を残してくれる。
固定分割ではなく、1つのウィンドウを切り替えて使う
実際に使える横幅がいかに少ないかを考えると、2つのアプリを常に表示し続けようとするより、今使っているアプリをすぐに最大化することを軸にしたワークフローのほうが、デスクトップ風の分割を無理に成立させようとするよりも、13インチの画面ではうまくいくことが多い。Rectangle appは固定レイアウトと同じくらい、この使い方にも十分対応している。
- ⌃⌥↩でフォーカスしているアプリを最大化する。
- ⌘Tab(Rectangleのものではなく、macOS標準のショートカット)でアプリを切り替える。
- 新しく最前面に来たアプリに対して、もう一度⌃⌥↩を押す。
これは、2つ目のアプリを常時見える状態にしておくことをあきらめる代わりに、今実際に使っているほうのアプリに画面の幅をすべて使わせる、という選択だ。どのみちどちらのアプリも半分の幅では快適に収まらないなら、これは理にかなったトレードオフだ。
本当の解決策は外部ディスプレイ
ここまでの内容は、どれも外部モニターがもたらす横幅の代わりにはならない。3分の1の分割、3列レイアウト、常時表示のサイドバーアプリが自分の働き方の中心にあるなら、13インチの画面は、Rectangleのショートカットだけでは完全には埋め合わせられないハードウェア上の制約だ。⌃⌥⌘→は、外部ディスプレイを接続した瞬間に、アクティブなウィンドウをそちらへ移動させてくれる。そして、1280pxでは窮屈に感じていた同じショートカットが、デスクトップモニターの解像度では本当に使い物になる。この記事のレイアウトは、大きな画面から離れているときの一時的なしのぎ方として考えてほしい。作業に日常的に3ペイン以上が必要な場合、それに代わる恒久的な解決策ではない。
クイックリファレンス
| 状況 | ショートカット |
|---|---|
| 2つのアプリ、必要なスペースがほぼ同じ | ⌃⌥← / ⌃⌥→ |
| 2つのアプリ、片方がより広いスペースを必要とする | まず半分に分割し、大きくしたいほうで⌃⌥= |
| 一度に1つのアプリを使い、頻繁に切り替える | ⌃⌥↩、次に⌘Tab、そして再び⌃⌥↩ |
| 接続時に外部ディスプレイへ移動する | ⌃⌥⌘→ |